メーカーとして、現実と向き合う。「捨てない」選択。"ReWork”プロジェクトが始動いたします。

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自然がつくり出す限りある資源を、未来にどう残すか。 この記事を読んでくださっている皆さんは、昨今巷で危惧されている「コーヒー2050年問題」をご存知でしょうか。 「コーヒー2050年問題」とは、国際調査機関のワールド・コーヒー・リサーチ(以下WCR)が発表したもので、世界のコーヒー豆生産量の約6割を占めるアラビカ種の栽培に適した地域が2050年までに半減するというもの。地球温暖化による気候変動により、気温や湿度の上昇、「さび病」の流行、干ばつなどが発生し、これまでコーヒー栽培に適していた土地が適さなくなってしまうことが主な原因と言われています。 ORIGAMIのプロダクトは美濃焼で栄え発展してきた「岐阜県 東濃地方」に位置する土岐市(ときし)という場所で製造しています。 コーヒー豆の枯渇問題と同じくして、この美濃焼の資産でもある鉱山もまた、枯渇状況にあります。 今では当たり前のように叫ばれるSDG'Sですが、ORIGAMIはコーヒー器具の「メーカー」として、自分たちだからこそできる向き合い方を体現していきます。 ―― 美濃焼の焼き物文化をバックグラウンドに持つオリジナルブランドとして、常に魅力的なプロダクトを生み出しながら、廃棄物を減らし、大切な資源をリユースする ―― 自分たちが「作りたい」と思えるものを自由に生み出すことができてしまうブランドとして、あるべき姿とはなにか。 無駄なものを生まない・本当に今の世の中に必要なものは何かを考え、そこに向かって新たな製品を作りその価値を広めること。 限りある資源の正しい使い方を模索し、未来に繋げる活動がこれからの世の中に必要とされるものづくりと考えています。 ――ゆくゆくは「廃棄」を選択しないで済むような抜本的な検品基準の見直しを視野に入れて―― 陶磁器業界のものづくりを取り巻く限りある資源を守るために、製品の軽微不良の基準を見直していく必要もあると考えています。 製造工程における検品時や、倉庫や店舗での作業中に見つかる小さなキズがあるもの、ロゴなどの印字がほんの少しかすれたものなど。 それでも廃棄せざる得ない現状から、今後は廃棄する選択をするのではなく、環境負荷も軽減できる新基準での検品・販売を行うことが改善の一助となる。 製造工程やその後の保管環境など、製品管理の改善に努めながら、お客様にも納得してお買い物いただきこの取り組みの概念自体に賛同して購入いただける販売へシフトしていきます。 ORIGAMIの製造工場は陶磁器製品の製造に恵まれた土地環境にあり、 年間約1万種の製品を企画・製造・販売しています。 その生産数を誇る一方で、焼成時にできる気泡や微細な鉄粉がB品扱いになってしまうなど、陶磁器業界全体の厳しい検品基準が理由でやむを得ず廃棄せざる得ない製品も数多く存在しています。 石油資源の使用削減に貢献できる“脱プラスチック”にフォーカスされがちですが、土に還らない(自然分解されない)陶磁器を再生可能にする取り組みも自然が作り出す有限な「資源の使用削減」に貢献できる大切な取り組みだと考えています。 現在、ORIGAMIは世界70ヵ国もの国で販売され、 世界中のユーザーに愛されているブランドです。 限りある資源の無駄使いをなくし、未来へ繋げる取り組みの第一歩として、大切な資源を活かし新たに生み出す取り組み「ReWork」シリーズを今季より始動いたします。 ORIGAMIの製造工場は陶磁器製品の製造に恵まれた土地環境にあり、年間約1万種の製品を企画・製造・販売しています。 その生産数を誇る一方で、焼成時にできる気泡や微細な鉄粉がB品扱いになってしまうなど、陶磁器業界全体の厳しい検品基準が理由でやむを得ず廃棄せざる得ない製品も数多く存在しています。 石油資源の使用削減に貢献できる“脱プラスチック”にフォーカスされがちですが、土に還らない(自然分解されない)陶磁器を再生可能にする取り組みも自然が作り出す有限な「資源の使用削減」に貢献できる大切な取り組みだと考えています。 現在、ORIGAMIは世界70ヵ国もの国で販売され、世界中のユーザーに愛されているブランドです。 限りある資源の無駄使いをなくし、未来へ繋げる取り組みの第一歩として、大切な資源を活かし新たに生み出す取り組み「ReWork」シリーズを今季より始動いたします。...

メーカーとして、現実と向き合う。「捨てない」選択。"ReWork”プロジェクトが始動いたします。

自然がつくり出す限りある資源を、未来にどう残すか。 この記事を読んでくださっている皆さんは、昨今巷で危惧されている「コーヒー2050年問題」をご存知でしょうか。 「コーヒー2050年問題」とは、国際調査機関のワールド・コーヒー・リサーチ(以下WCR)が発表したもので、世界のコーヒー豆生産量の約6割を占めるアラビカ種の栽培に適した地域が2050年までに半減するというもの。地球温暖化による気候変動により、気温や湿度の上昇、「さび病」の流行、干ばつなどが発生し、これまでコーヒー栽培に適していた土地が適さなくなってしまうことが主な原因と言われています。 ORIGAMIのプロダクトは美濃焼で栄え発展してきた「岐阜県 東濃地方」に位置する土岐市(ときし)という場所で製造しています。 コーヒー豆の枯渇問題と同じくして、この美濃焼の資産でもある鉱山もまた、枯渇状況にあります。 今では当たり前のように叫ばれるSDG'Sですが、ORIGAMIはコーヒー器具の「メーカー」として、自分たちだからこそできる向き合い方を体現していきます。 ―― 美濃焼の焼き物文化をバックグラウンドに持つオリジナルブランドとして、常に魅力的なプロダクトを生み出しながら、廃棄物を減らし、大切な資源をリユースする ―― 自分たちが「作りたい」と思えるものを自由に生み出すことができてしまうブランドとして、あるべき姿とはなにか。 無駄なものを生まない・本当に今の世の中に必要なものは何かを考え、そこに向かって新たな製品を作りその価値を広めること。 限りある資源の正しい使い方を模索し、未来に繋げる活動がこれからの世の中に必要とされるものづくりと考えています。 ――ゆくゆくは「廃棄」を選択しないで済むような抜本的な検品基準の見直しを視野に入れて―― 陶磁器業界のものづくりを取り巻く限りある資源を守るために、製品の軽微不良の基準を見直していく必要もあると考えています。 製造工程における検品時や、倉庫や店舗での作業中に見つかる小さなキズがあるもの、ロゴなどの印字がほんの少しかすれたものなど。 それでも廃棄せざる得ない現状から、今後は廃棄する選択をするのではなく、環境負荷も軽減できる新基準での検品・販売を行うことが改善の一助となる。 製造工程やその後の保管環境など、製品管理の改善に努めながら、お客様にも納得してお買い物いただきこの取り組みの概念自体に賛同して購入いただける販売へシフトしていきます。 ORIGAMIの製造工場は陶磁器製品の製造に恵まれた土地環境にあり、 年間約1万種の製品を企画・製造・販売しています。 その生産数を誇る一方で、焼成時にできる気泡や微細な鉄粉がB品扱いになってしまうなど、陶磁器業界全体の厳しい検品基準が理由でやむを得ず廃棄せざる得ない製品も数多く存在しています。 石油資源の使用削減に貢献できる“脱プラスチック”にフォーカスされがちですが、土に還らない(自然分解されない)陶磁器を再生可能にする取り組みも自然が作り出す有限な「資源の使用削減」に貢献できる大切な取り組みだと考えています。 現在、ORIGAMIは世界70ヵ国もの国で販売され、 世界中のユーザーに愛されているブランドです。 限りある資源の無駄使いをなくし、未来へ繋げる取り組みの第一歩として、大切な資源を活かし新たに生み出す取り組み「ReWork」シリーズを今季より始動いたします。 ORIGAMIの製造工場は陶磁器製品の製造に恵まれた土地環境にあり、年間約1万種の製品を企画・製造・販売しています。 その生産数を誇る一方で、焼成時にできる気泡や微細な鉄粉がB品扱いになってしまうなど、陶磁器業界全体の厳しい検品基準が理由でやむを得ず廃棄せざる得ない製品も数多く存在しています。 石油資源の使用削減に貢献できる“脱プラスチック”にフォーカスされがちですが、土に還らない(自然分解されない)陶磁器を再生可能にする取り組みも自然が作り出す有限な「資源の使用削減」に貢献できる大切な取り組みだと考えています。 現在、ORIGAMIは世界70ヵ国もの国で販売され、世界中のユーザーに愛されているブランドです。 限りある資源の無駄使いをなくし、未来へ繋げる取り組みの第一歩として、大切な資源を活かし新たに生み出す取り組み「ReWork」シリーズを今季より始動いたします。...

ORIGAMI CUP 2024 TOKI, GIFU 大会レポート

ORIGAMI CUP 2024 TOKI, GIFU 大会レポート

ORIGAMI CUP 2024 TOKI, GIFU 大会レポート 2024年11月11日、第2回目の今回はORIGAMIの産地である岐阜県土岐市で行われました。会場の「KOYO BASE」はORIGAMIの製造工場に隣接されており、ORIGAMIで淹れたコーヒーと産地の食材を楽しめるカフェ、ORIGAMIの全ての商品を購入できるショップの他にも、うつわの製造工程を学べる工場見学やワークショップを行っている複合体験施設です。 ORIGAMI CUPとは? この大会ではプロのバリスタもホームブリュワーもスキルに関係なく、ORIGAMIドリッパーを使用して誰が一番美味しいコーヒーを淹れられるか競います。 堅苦しい雰囲気はなく、コーヒーを愛する人たちが集まり、競い合い、会場に居合わせた人たちとコミュニティの輪を広げてもらうことを目的としています。 日本ではオフィシャルとして、第1回目のORIGAMI CUPが2023年に東京で行われました。 ORIGAMI CUP 2023 TOKYO のレポートはこちら 日本以外では各国の代理店協力のもと、中国、韓国、シンガポール、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、スイス、イラン、ブラジル、コロンビア、ペルー、ベネズエラ、エクアドルで既に開催されており、2025年にはアメリカやパナマ、ボリビアでの開催も予定しています。 日本の岐阜県土岐市で生まれたORIGAMIは今や世界中にユーザーが増え、ORIGAMIを愛してくださる皆様のおかげでORIGAMI CUPも世界各国で広がり続けています。 ORIGAMI CUPのルール 今回のORIGAMI CUPのルールはいたってシンプルでORIGAMIドリッパーと指定のコーヒー豆と水を使用すること。競技者が持ち込めるものはハンドグラインダー、電気を使用しない抽出補助器具のみ。 それ以外のペーパーフィルターやスケール、ケトルなどの器具は会場で準備されているものを使用しなければなりません。 大会で使用するコーヒ豆は事前告知されず、当日会場で発表されます。今大会はコーヒー豆はNOG COFFEE ROASTERSのケニアの浅煎りウォッシュド、抽出時の水は但馬天然水が競技者に支給されました。...

ORIGAMI CUP 2024 TOKI, GIFU 大会レポート

ORIGAMI CUP 2024 TOKI, GIFU 大会レポート 2024年11月11日、第2回目の今回はORIGAMIの産地である岐阜県土岐市で行われました。会場の「KOYO BASE」はORIGAMIの製造工場に隣接されており、ORIGAMIで淹れたコーヒーと産地の食材を楽しめるカフェ、ORIGAMIの全ての商品を購入できるショップの他にも、うつわの製造工程を学べる工場見学やワークショップを行っている複合体験施設です。 ORIGAMI CUPとは? この大会ではプロのバリスタもホームブリュワーもスキルに関係なく、ORIGAMIドリッパーを使用して誰が一番美味しいコーヒーを淹れられるか競います。 堅苦しい雰囲気はなく、コーヒーを愛する人たちが集まり、競い合い、会場に居合わせた人たちとコミュニティの輪を広げてもらうことを目的としています。 日本ではオフィシャルとして、第1回目のORIGAMI CUPが2023年に東京で行われました。 ORIGAMI CUP 2023 TOKYO のレポートはこちら 日本以外では各国の代理店協力のもと、中国、韓国、シンガポール、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、スイス、イラン、ブラジル、コロンビア、ペルー、ベネズエラ、エクアドルで既に開催されており、2025年にはアメリカやパナマ、ボリビアでの開催も予定しています。 日本の岐阜県土岐市で生まれたORIGAMIは今や世界中にユーザーが増え、ORIGAMIを愛してくださる皆様のおかげでORIGAMI CUPも世界各国で広がり続けています。 ORIGAMI CUPのルール 今回のORIGAMI CUPのルールはいたってシンプルでORIGAMIドリッパーと指定のコーヒー豆と水を使用すること。競技者が持ち込めるものはハンドグラインダー、電気を使用しない抽出補助器具のみ。 それ以外のペーパーフィルターやスケール、ケトルなどの器具は会場で準備されているものを使用しなければなりません。 大会で使用するコーヒ豆は事前告知されず、当日会場で発表されます。今大会はコーヒー豆はNOG COFFEE ROASTERSのケニアの浅煎りウォッシュド、抽出時の水は但馬天然水が競技者に支給されました。...

ORIGAMIドリッパーを使った抽出レシピ with KOPIKALYAN Vol.3

ORIGAMIドリッパーを使った抽出レシピ with KOPIKALYAN Vol.3

ORIGAMIドリッパーを使った抽出レシピ with KOPIKALYAN Vol.3 KOPIKALYAN TOKYO ROASTER 西尾匡史さん ハンドドリップでコーヒーを淹れる際、同じドリッパーとコーヒー豆を使用した場合でもお湯の注ぎ方や投数、ペーパーフィルターなどの他の器具との組み合わせで、抽出するコーヒーの酸味や甘味などのフレーバーや濃度に様々な影響を与えます。 コーヒー器具との組み合わせで抽出レシピは無限に広がります。 ご自宅でもORIGAMIドリッパーでもっとコーヒーを楽しんでもらいたい。そんな思いから、ORIGAMIのドリッパーを使用し、全国のコーヒーショップのコーヒー豆を美味しく淹れるレシピをご紹介します。 ORIGAMIドリッパーのレシピの1つとして、ぜひご自宅でお試しください。 第3回目はKOPIKALYAN TOKYO ROASTER 西尾匡史さんにKOPIKALYANの豆をホットで美味しく飲むレシピをご紹介いただきました。 準備するもの ・ドリッパー: ORIGAMI Dripper Air S ・サーバー:Glass Coffee Server with HARIO ・ペーパーフィルター:Paper Filter [Cone] ※今回は1-2杯用サイズを使用 ・コーヒー豆 18g(浅煎り~中煎り程度を想定)、中挽き(コマンダンテグラインダー 24~5クリック) ・お湯 300g...

ORIGAMIドリッパーを使った抽出レシピ with KOPIKALYAN Vol.3

ORIGAMIドリッパーを使った抽出レシピ with KOPIKALYAN Vol.3 KOPIKALYAN TOKYO ROASTER 西尾匡史さん ハンドドリップでコーヒーを淹れる際、同じドリッパーとコーヒー豆を使用した場合でもお湯の注ぎ方や投数、ペーパーフィルターなどの他の器具との組み合わせで、抽出するコーヒーの酸味や甘味などのフレーバーや濃度に様々な影響を与えます。 コーヒー器具との組み合わせで抽出レシピは無限に広がります。 ご自宅でもORIGAMIドリッパーでもっとコーヒーを楽しんでもらいたい。そんな思いから、ORIGAMIのドリッパーを使用し、全国のコーヒーショップのコーヒー豆を美味しく淹れるレシピをご紹介します。 ORIGAMIドリッパーのレシピの1つとして、ぜひご自宅でお試しください。 第3回目はKOPIKALYAN TOKYO ROASTER 西尾匡史さんにKOPIKALYANの豆をホットで美味しく飲むレシピをご紹介いただきました。 準備するもの ・ドリッパー: ORIGAMI Dripper Air S ・サーバー:Glass Coffee Server with HARIO ・ペーパーフィルター:Paper Filter [Cone] ※今回は1-2杯用サイズを使用 ・コーヒー豆 18g(浅煎り~中煎り程度を想定)、中挽き(コマンダンテグラインダー 24~5クリック) ・お湯 300g...

ペーパーフィルターの選び方

ペーパーフィルターの選び方

ペーパーフィルターの選び方 How to choose a paper filter with ORIGAMI Dripper. コーヒーは、道具や淹れ方で味わいが変わる飲み物であり、抽出方法は様々あります。その中でもコーヒー文化の発展に大きく貢献してきた「ドリップ」 という方法でコーヒーを淹れる際に重要な役割を持つのがペーパーフィルターです。 ORIGAMIのドリッパーは2種類のペーパーフィルターが使用できます。 この記事では、ペーパーフィルターの種類とその特徴、選び方をご紹介します。 ペーパーフィルターの役割 ペーパーフィルターは、ドリッパーにセットしコーヒー粉を入れお湯を注ぎろ過することで、コーヒー成分を含んだ液体を抽出します。コーヒーに含まれる油分や細やかな粉がペーパーフィルターで漉されることで、すっきりしたクリアな味が出ます。 また、ペーパーフィルターの色は漂白(白)と無漂白(茶)がありますが、紙の匂いが少なくコーヒーの風味や味わいに影響しにくい、白の漂白タイプをおすすめします。 ペーパーフィルターの形 ペーパーフィルターの形は大きく分けると、円すい型・ウェーブ型・台形型の3種類に分かれます。 ドリッパーの形状によって、使用するペーパーフィルターの形状は異なり、今回 はORIGAMIドリッパーで使用できる「円すい型」と「ウェーブ型」の 2 種類についてご紹介します。 円すい型の特徴 ORIGAMIの円すいペーパーフィルターはシワが深く十分な厚さがあることが特徴です。円すい型ペーパーとドリッパーの隙間が広いので、ウェーブ型よりも長めの抽出時間と必要に応じて撹拌をすることがポイントです。 ウェーブ型と比べコーヒー粉の層が厚くなる円すい型を使用した場合、上層と下層の抽出状態の違いにより、上層の粉と下層の粉から溶け出す物質に差が出ます。 これにより抽出したコーヒーは明るくて酸が引き立つ、複雑で豊かな味わいになります。 ウェーブ型の特徴 コーヒー粉の層が薄くなるウェーブ型を使用した場合、お湯が層を通過する時間が短く、粉の上層と下層の抽出状態がほぼ同じになるため安定したコーヒーを抽出することが可能です。 豆の違いなどによって、酸味、苦味、または甘味のどれかの味が特に顕著になるはずです。 また、ウェーブフィルターはドリッパーとのペーパーの隙間が狭く、側面からお湯が抜けにくいので抽出効率が高いので短い抽出時間でもしっかりとした味わいが出ることが特徴です。...

ペーパーフィルターの選び方

ペーパーフィルターの選び方 How to choose a paper filter with ORIGAMI Dripper. コーヒーは、道具や淹れ方で味わいが変わる飲み物であり、抽出方法は様々あります。その中でもコーヒー文化の発展に大きく貢献してきた「ドリップ」 という方法でコーヒーを淹れる際に重要な役割を持つのがペーパーフィルターです。 ORIGAMIのドリッパーは2種類のペーパーフィルターが使用できます。 この記事では、ペーパーフィルターの種類とその特徴、選び方をご紹介します。 ペーパーフィルターの役割 ペーパーフィルターは、ドリッパーにセットしコーヒー粉を入れお湯を注ぎろ過することで、コーヒー成分を含んだ液体を抽出します。コーヒーに含まれる油分や細やかな粉がペーパーフィルターで漉されることで、すっきりしたクリアな味が出ます。 また、ペーパーフィルターの色は漂白(白)と無漂白(茶)がありますが、紙の匂いが少なくコーヒーの風味や味わいに影響しにくい、白の漂白タイプをおすすめします。 ペーパーフィルターの形 ペーパーフィルターの形は大きく分けると、円すい型・ウェーブ型・台形型の3種類に分かれます。 ドリッパーの形状によって、使用するペーパーフィルターの形状は異なり、今回 はORIGAMIドリッパーで使用できる「円すい型」と「ウェーブ型」の 2 種類についてご紹介します。 円すい型の特徴 ORIGAMIの円すいペーパーフィルターはシワが深く十分な厚さがあることが特徴です。円すい型ペーパーとドリッパーの隙間が広いので、ウェーブ型よりも長めの抽出時間と必要に応じて撹拌をすることがポイントです。 ウェーブ型と比べコーヒー粉の層が厚くなる円すい型を使用した場合、上層と下層の抽出状態の違いにより、上層の粉と下層の粉から溶け出す物質に差が出ます。 これにより抽出したコーヒーは明るくて酸が引き立つ、複雑で豊かな味わいになります。 ウェーブ型の特徴 コーヒー粉の層が薄くなるウェーブ型を使用した場合、お湯が層を通過する時間が短く、粉の上層と下層の抽出状態がほぼ同じになるため安定したコーヒーを抽出することが可能です。 豆の違いなどによって、酸味、苦味、または甘味のどれかの味が特に顕著になるはずです。 また、ウェーブフィルターはドリッパーとのペーパーの隙間が狭く、側面からお湯が抜けにくいので抽出効率が高いので短い抽出時間でもしっかりとした味わいが出ることが特徴です。...

ORIGAMIの新しいペーパーフィルター [ウェーブ型]。世界のバリスタからの声を交えて、詳しくご紹介します。

ORIGAMIの新しいペーパーフィルター [ウェーブ型]。世界のバリスタからの声を交えて、詳し...

2024年10月24日(木)より、新たに発売となったペーパーフィルター [ウェーブ型]をご紹介いたします。 ORIGAMIのウェーブフィルターは、ウェーブの角度が小さく、ORIGAMIドリッパーの特徴である20のリブにフィットします。 ドリッパーのリブとペーパーフィルターがフィットすることで、ドリッパーとフィルターの隙間が狭くなり、側面からお湯が抜けにくいので抽出効率が高く、短い抽出時間でもしっかりとした味わいが出ることが特徴です。お湯が安定してコーヒー粉から抜けるため、抽出されたコーヒーは雑味の少ない、甘さとボディが感じられます。 円すい型に比べて挽いたコーヒー粉の層が薄いウェーブ型は、お湯が粉層を通過する時間が短く、粉の上層と下層の抽出状態がほぼ同じになるため安定したコーヒーを抽出することが可能です。 “素材” ・天然パルプを使用。 “形状” ・製造時、大量にプレスするのではなく少量ずつ丁寧にプレスし製造。 個々の差がなくしわや折り目がつきにくいため、オペレーションのストレスを軽減します。 “フィット” ・ORIGAMIドリッパーのリブに完璧にフィットすることにより、 抽出ムラを削減しコーヒーのフレーバーを引き出します。  “テイスト” ・紙の匂いがせず、抽出したコーヒーに紙の匂いが影響しないため、 コーヒー本来のフレーバーやアロマを最大限に引き出すことが可能に。  - User’s Voice - <Ole Kristian Bøen> Norwegian Brewers Cup Champion 2020 まず気がついたのは、紙の匂いがまったくしないことです。 その特徴が最大限カップにも反映されていて、すっきりとした繊細な輪郭を表現できます。次に気がついたのは、ORIGAMIドリッパーへのフィット感でした。流量もいい、速すぎず、遅すぎず。これは間違いなく、私の新しいお気に入りのウェーブフィルターです。 <Ana...

ORIGAMIの新しいペーパーフィルター [ウェーブ型]。世界のバリスタからの声を交えて、詳し...

2024年10月24日(木)より、新たに発売となったペーパーフィルター [ウェーブ型]をご紹介いたします。 ORIGAMIのウェーブフィルターは、ウェーブの角度が小さく、ORIGAMIドリッパーの特徴である20のリブにフィットします。 ドリッパーのリブとペーパーフィルターがフィットすることで、ドリッパーとフィルターの隙間が狭くなり、側面からお湯が抜けにくいので抽出効率が高く、短い抽出時間でもしっかりとした味わいが出ることが特徴です。お湯が安定してコーヒー粉から抜けるため、抽出されたコーヒーは雑味の少ない、甘さとボディが感じられます。 円すい型に比べて挽いたコーヒー粉の層が薄いウェーブ型は、お湯が粉層を通過する時間が短く、粉の上層と下層の抽出状態がほぼ同じになるため安定したコーヒーを抽出することが可能です。 “素材” ・天然パルプを使用。 “形状” ・製造時、大量にプレスするのではなく少量ずつ丁寧にプレスし製造。 個々の差がなくしわや折り目がつきにくいため、オペレーションのストレスを軽減します。 “フィット” ・ORIGAMIドリッパーのリブに完璧にフィットすることにより、 抽出ムラを削減しコーヒーのフレーバーを引き出します。  “テイスト” ・紙の匂いがせず、抽出したコーヒーに紙の匂いが影響しないため、 コーヒー本来のフレーバーやアロマを最大限に引き出すことが可能に。  - User’s Voice - <Ole Kristian Bøen> Norwegian Brewers Cup Champion 2020 まず気がついたのは、紙の匂いがまったくしないことです。 その特徴が最大限カップにも反映されていて、すっきりとした繊細な輪郭を表現できます。次に気がついたのは、ORIGAMIドリッパーへのフィット感でした。流量もいい、速すぎず、遅すぎず。これは間違いなく、私の新しいお気に入りのウェーブフィルターです。 <Ana...

Dripper Air Sのリミテッドカラー「第二弾」が登場。  Dripper Air S ORANGEをリコメンド。

Dripper Air Sのリミテッドカラー「第二弾」が登場。 Dripper Air S ...

- Dripper Air S ORANGE - こちらの特集記事では2024 年10 ⽉1⽇(火)より、期間・数量限定で発売となる「Dripper Air S ORANGE」についてご紹介いたします。 ORIGAMI公式から発売する限定カラーは今年の1月に発売したDripper Air S Purpleに続いて2度目の発売となります。 今回発売となった「Dripper Air S ORANGE」は、"果実のオレンジのように甘くて爽やかなシトラスのフレーバー"を想起させます。 ORIGAMI Dripper Airの限定カラーの醍醐味は、「見える色、触れる形、そして味わいに伴う細かなニュアンス」を理解しながら、その時々の豆の特色について新たな見方で向き合うことができる楽しさにあります。 軽量且つ耐衝撃性に優れ、気軽に持ち運びが出来るAS樹脂製のドリッパー。 磁器製に比べて樹脂製のドリッパーは、 お湯の温度が冷めにくく抽出時の湯温を維持しやすいことが利点です。 手に取りやすいプライスも相まって、はじめてのORIGAMI製品としてお試しいただく方も多いDripper Airシリーズですが、磁器製のORIGAMI Dripperと用途・サイズ別に使い分けたり、アウトドアにも使えたりとマルチなアイテム。 -...

Dripper Air Sのリミテッドカラー「第二弾」が登場。 Dripper Air S ...

- Dripper Air S ORANGE - こちらの特集記事では2024 年10 ⽉1⽇(火)より、期間・数量限定で発売となる「Dripper Air S ORANGE」についてご紹介いたします。 ORIGAMI公式から発売する限定カラーは今年の1月に発売したDripper Air S Purpleに続いて2度目の発売となります。 今回発売となった「Dripper Air S ORANGE」は、"果実のオレンジのように甘くて爽やかなシトラスのフレーバー"を想起させます。 ORIGAMI Dripper Airの限定カラーの醍醐味は、「見える色、触れる形、そして味わいに伴う細かなニュアンス」を理解しながら、その時々の豆の特色について新たな見方で向き合うことができる楽しさにあります。 軽量且つ耐衝撃性に優れ、気軽に持ち運びが出来るAS樹脂製のドリッパー。 磁器製に比べて樹脂製のドリッパーは、 お湯の温度が冷めにくく抽出時の湯温を維持しやすいことが利点です。 手に取りやすいプライスも相まって、はじめてのORIGAMI製品としてお試しいただく方も多いDripper Airシリーズですが、磁器製のORIGAMI Dripperと用途・サイズ別に使い分けたり、アウトドアにも使えたりとマルチなアイテム。 -...

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