ORIGAMI CUP TOKYO 2023
この大会ではプロのバリスタもホームブリュワーもスキルに関係なく、ORIGAMIドリッパーを使用して誰が一番美味しいコーヒーを淹れられるか競いました。
大会ルール：
【指定】ORIGAMIドリッパー、コーヒー豆、水
【持ち込み可能】グラインダー（手動）
【会場に用意されている備品】ORIGAMI ドリッパー（磁器製とAir）、EKグラインダー、ケトル、サーバー、ペーパー（円すい・ウェーブ）、カッピングボウル、カッピングスプーン
・リハーサルはなし。
・準備時間5分。競技時間5分。150ml以上の液体を提供。
・ジャッジ3名で指差し（カッピングジャッジ）多数決で勝敗を決定。
・トーナメント制
優勝者 Ooi You Binさん
豆: 20g
挽目: Comandante C40 74 Red Click (double grind)
水: 200g
温度: 90°C
ドリッパー: Origami Dripper S(磁器)
フィルター: Kalita 155
抽出時間: 1:30
準備
1) 欠点豆や小粒の豆をハンドピックして除去する。
2) ハンドピック済み23g~24gの豆をもっとも粗い挽き目で1回目のグラインドをし、チャフをとばし、74 Red Clickで2回目のグラインドをする。
3) 微粉をとばすイメージで、グラインドした粉を軽くどはす。
抽出
1) 90°Cに沸かしたお湯でペーパーフィルターをリンスし、20gの粉をドリッパー内にセットする。
2) 30秒間隔で1投目(60g)、2投目(140gまで)、3投目(200gまで)を行う(*1)。
3) 1分30秒の落ち切りを目安にする。
4) 味見しながら、バイパスで濃度を調節する(*2)。
5) コーヒーを冷ましてから提供する(*3)
6) Enjoy!
備考
*1 1投目と2投目はゆっくり過ぎず、激し過ぎずに円を描くイメージで撹拌する。3投目は優しく仕上げる。
*2 大会当日は合計20gのバイパス。
*3 異なる温度帯のMouthfeel(質感)が違って、このレシピに最適な温度帯はCool帯のため、冷ましてから提供する。
今回は抜けの速い豆だったので落ちきりは2分程度。
細かいメッシュによるリッチな甘さと、粗いメッシュによるロングアフターテイストを狙ったレシピ。
3位 立川義邦さん
当日の会場は競技者、ジャッジ、来場者を合わせて100人を超えるたくさんの人の熱気で溢れていました。
ORIGAMI CUPがコーヒーを愛する人たちにとって、コミュニティの広げ、コーヒーをより楽しめるきっかけになればと思います。
次回のORIGAMI CUPの開催は来年を予定していますのでお楽しみに！
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