今年のORIGAMI CUP JAPAN 2026には、これまでとは異なる大きな挑戦がありました。
それは、2027年に開催される「World ORIGAMI CUP 2027」への出場権がかかっていたこと。
日本で生まれ、世界各地へと広がりを見せているORIGAMI CUP。
その世界大会へとつながる舞台として、今年の日本大会は特別な意味を持つものとなりました。
目指すのは、自分が思い描く最高の一杯。
そして、その先にある世界への挑戦。
競技者たちは、それぞれの経験や技術、コーヒーに対する考え方を、一杯の抽出に込めて競技に臨みました。
一杯に込められた、それぞれのアプローチ。
ハンドドリップは、シンプルな道具と動作によって成り立つ抽出方法です。
しかし、その一つひとつの選択が、カップの中の味わいに影響を与えます。
挽き目、湯温、注ぐタイミング、抽出時間。
同じ条件の中でも、何を重視し、どのように抽出を組み立てるかによって、競技者それぞれの個性が表れます。
限られた時間の中で、自分の目指す味わいをどこまで表現できるか。
競技が始まると、競技者たちの意識は目の前の一杯へと集中していきます。
お湯を注ぐ手元、抽出の進み方を見つめる視線、完成したコーヒーを差し出す瞬間。
その一つひとつの所作から、一杯に向き合う真剣さが伝わってきます。
競技者が積み重ねてきた時間と経験が、限られた競技時間の中に凝縮される。
世界への挑戦がかかった今年の大会では、その一杯が持つ意味も、より大きなものとなりました。