中国からバリスタチャンピオンがやってきた。

中国からバリスタチャンピオンがやってきた。

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2018.08.16

こんにちは。ORIGAMI JOURNAL編集部です。
毎日暑い日が続きますね。そんな中、ある方をORIGAMIの製造元である光洋陶器にお招きして、工場見学していただきました。今回はその様子をレポートさせていただきます。

そのある方とは……2018年 中国ブリューワーズカップのチャンピオン 杜嘉宁(ドゥジャーニン 以下ドゥさん)さんです!

ブリュワーズカップとは「ワールドバリスタチャンピオンシップ」に並ぶコーヒー抽出の国際競技会。予選は各国で行われ、優秀な成績を納めたバリスタだけが本選に出場できます。ドゥさんは、激戦の中国大会で見事チャンピオンに輝き、2018年11月にブラジルで行われる世界大会出場が決まっています。

そして、この中国大会で使用したドリッパーが、なんとORIGAMIだったことからご縁がはじまり、今回の工場見学が実現しました。

通訳をはじめ、ドゥさんが所属する南京のカフェ「UNIUNI」のオーナーであり元中国バリスタチャンピオンでもある张寅喆(以下ジェルミー)さんも同行し、にぎやかな見学となりました。案内者は加藤。通訳を交えながらの案内となりました。

加藤
ドゥさん、今日ははるばる上海から、ありがとうございました。

ドゥ
こちらこそ、お招きいただきありがとうございます。工場見学自体、初めての体験でとても楽しみです。

ドゥ
あっ、これ! 私のことが書いてありますよね!? うれしい!

加藤
社員たちも、自分たちが作ったものが活躍してとても喜んでいます。

ドゥ
私も喜んでもらえてとても嬉しいです。

ドゥ
本当にたくさんの機械があるんですね。ORIGAMIは、どこまでが機械で、どこまでがハンドメイドで作られているのでしょうか?

加藤
名入れや急ぎの対応など、ハンドメイドの部分が多いケースもありますが、通常の製造ではマシンメイドがメインです。ただ、コップの本体と耳を接着する際など、細かな作業は熟練のスタッフが手仕事で行なっています。

ドゥ
すごい! この機械は自動で色をつけるんですね!

加藤
これは釉薬をつける自動機械です。ある程度の量を高品質で生産するには、こういった機械による効率化が欠かせません。

加藤
ご紹介します。デザイナーの松原です。彼がORIGAMIのドリッパーを設計しました。

ドゥ
よろしくお願いします。お会いできて嬉しいです。

松原
こちらこそ、お越しいただきありがとうございます。

さっそくですが、ぜひお聞きしたいことがありまして。それは、なぜORIGAMIを選んでいただけたのかなということです。中国でもたくさんのドリッパーがありますよね?

ドゥ
大会に出ることが決まって、いろんなドリッパーを比べました。材質では、なめらかさを重視するので、ガラス、ステンレス、そして最後が陶器という優先順位でした。

様々な商品を検討する中で、ORIGAMIはネットで見つけました。パッと見た瞬間の色がすごくいいですよね。そして購入して試してみると、溝が綺麗なラインだし、他の素材と比べても十分になめらか。それに薄かったことが決め手になりました。

松原
薄い、というのはそんなに大切なんですか?

ドゥ
コーヒーを抽出する前に、ドリッパーに93度のお湯をかけます。でも、お湯はドリッパーに触れた瞬間から温度が下がっていくんですね。特にステンレスやガラスは熱が伝わるのが早く、すぐに下がる。

陶器はもっとも熱が伝わるのが遅いのですが、それでも厚みがあると熱が奪われやすいんです。ORIGAMIは薄いので、温度変化を最小限に防ぐことができる。薄さはすごいメリットなんです。

実際に飲んでみると、その違いはよくわかると思います。ちょっと飲んでみてください。

松原
あ、違いますね。

加藤
確かに。……驚きました。

ドゥ
違いを感じていただきありがとうございます。
改めて使ってみて、やっぱり今の世界大会のトレンドから見てもこれ(ORIGAMI)は満足できるドリッパーです。南京に戻ってもコミュニケーションを取らせていただきながら、11月の世界大会に向けて準備していきたいと思います。

加藤
はい。私たちとしては、今回の出会いがスタートだと思うので、これをきっかけにできるだけサポートさせてもらいます。世界大会、応援しています!

いかがでしたか。

実はドゥさん、さらにドゥさんが所属する「UNiUNi」のオーナーであるジェルミーさんには個別でお話もお聞きしています。これは後日、別の記事でご紹介させていただきますね。どうぞお楽しみに!

 

加藤信吾

Kato Shingo

with Barista ! 編集長 ライター / コピーライター
ORIGAMIのブランド設計に外部パートナーとして携わるなかで、様々なバリスタと出会い、各地のスペシャルティコーヒーに感動し、気がつけば一日2杯のコーヒーが欠かせない日々を送る。
twitter:@katoshingo_

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